2009年3月16日月曜日

複雑極まりないごみ出しルールができました

4月から、私の住む那須塩原市でごみ出しのルールが大幅に変わります。
主な変更点はゴミ袋が有料化(一枚20~50円)され、さらに収集日が細かく指定されるようになります。
目的は3R(Reduce Reuse Recycle)でゴミそのものを減らす、ということらしいですが、その結果ごみ出しの日程は以下のような複雑さで、さらに「ごみ分別事典」という、43ページにも及ぶルールブックが配布されました。


(ごみ出しカレンダー。日別にゴミの種類が指定されている)



(ゴミ分別事典。43ページ!)

いったいこれは何なのでしょう?
ここまで物事を複雑にして、それを市民に実行させなければならないのでしょうか?

ゴミの種類も量も増え、環境対策にも力を入れないといけない昨今、ゴミ処理が昔のように「燃やす、埋める、放置する」では済まされないことはわかります。しかし、複雑なものを複雑なまま市民に要求することは、安易な行政です。

およそサービス業というものは、複雑なものをお金を払うことで簡単に済ませたい、というニーズがあるから存在するビジネスです。行政も、営利団体ではないというだけで、広義のサービス業です。税金というお金を払っている以上、市がやる物事は、市民として簡単に済ませたいと思っています。そう、市が3Rを掲げたとして、それがどういう仕組みで実行されるかなど私は興味なく、複雑な手順に巻き込まれたくないのです。

私はよくGoogleを使いますが、Googleがどういう仕組みで検索を実行しているかは全く重要ではありません。車を修理に出すときも、最終的に直っていればよく、メカニックが何をどうしたかはどうでも良いことです。私には私のやるべきことがあって、世の中全ての仕組みを把握できないから、お金を払って(Googleには払ってませんが・・・)代行してもらっているのです。


Review360も内部的にはそこそこ複雑な仕組みを持っていますが、ユーザーには目の前に現れるボタンを押していけば使えるようにしています。ユーザーにとって簡単な仕組みを提供するために、内部がさらに複雑になっていることもあります。それでもユーザーの利便性を最優先にすることこそが、弊社のサービスであると考えています。

いい加減な仕組みを作り、長大なマニュアルを整備することは簡単です。しかし、そんなものは誰も使いたがらないでしょう。無能な人間は難しいことを難しく説明しますが、有能な人間は難しいことを簡単に説明するものです。難しそうに見える仕事をして、分厚いマニュアルを刊行できたから自分は有能だと思っているなら、甚だしい考え違いです。


無駄に複雑なのはこのごみ出しルールだけに留まりません。
日本的商慣行、高速道路の料金体系、社内稟議、税金等々、枚挙に暇がありません。
それ単体では複雑さにもそれなりの理由があるように聞こえるのですが、私に言わせればそんなものは只の部分最適で、全体で見たときに大きく効率を損なっていると言えます。
まあその辺は一度には語りきれないのでおいおい。

1 コメント:

メイ さんのコメント...

ゴミカレンダーを見て、吹きだしてしまった。  こちらの市の1・6倍複雑です。

制度が変わってから1年たっても、まだ間違う人がいました。

分別は重要な事なので、まず市民に根気よく説明し、理解された時点で、皆ができそうなことから始めるのが良いでしょう。

いろいろな意見(おいおい)楽しみにしてますねー。