本日(11/16)は栃木県知事選挙でした。
昼過ぎに投票に行きましたが、投票場には僕ら夫婦以外誰もおらず、「あれ?やってるのかな?」と思ってしまいました。田舎の投票場なのでこんなものなのかもしれませんが。
栃木県知事選挙の投票率のデータがありました。
http://www.tochigi-senkyo.net/gaiyou/gaiyou5.html
最近は上昇気味とはいえ、まだ50%を切っているようですね。
上記のデータにはありませんが、一般に投票率が低いのは若年層。今、日本はシルバーデモクラシーと言っても良い状況になっています。つまり、高齢者の声ばかりが政策に反映される社会ですね。特定の誰かが悪いわけではないですが、政治、経済、その他諸々がある特定の世代にリンクして動いているわけで、容易に改善できるものではないように見受けられます。
若年層の投票率が低いのは問題ですが、どの候補も年金、医療、介護、道路整備ばかりを叫んでいる選挙で、若年層は誰を支持できるでしょうか?私自身も、支持する候補がいた選挙はなく、「この候補が当選するのは嫌だからこっちに」という消極的な投票しかしたことがありません。かといって候補者自身も、外交政策や金融政策、本当の意味での財政再建をを訴えても勝ち目が無いことをよく知っているのでしょう。
この偏ったスパイラルを切らなければ、若年層の声を政治の場に届けることができません。
税負担をする側の声は届かず、税に支えられる側の声ばかりで社会が動いては、いずれ社会全体の活力が失われてしまうでしょう。
投票率を上げるための様々な取り組みがなされてはいますが、一番のキモである有権者、特に若年層の政治への興味がなかなか高まらないのが現状です。平和と安全の呪縛に囚われていれば政治への興味など持ちようがないでしょうが、幸か不幸か、日本は今危機に直面しています。危機に直面すれば人間とて生き物、興味あるいは注意が向くと言うものです。
例えば、こんな危機があります。明確な敵がおらずわかり難いのが難点ですが、ほんの小一時間、こちらの資料を読んでみてください。
→平成20年度 年次経済財政報告 第3章 高齢化・人口減少と財政の課題
http://www5.cao.go.jp/j-j/wp/wp-je08/pdf/08p03011.pdf
問題は明白かつ山積みで、緊急の対策を要します。それは政府もわかっていますが、有効な対策が取られているとは思えず、選挙での争点は危機の解消とは逆行しているという事実が読み取れると思います。
もう日本は、平和で安全で豊かな明るい未来の待つ国ではありません。客観的なデータが危機への警鐘を鳴らしています。だた、我々はあまりにもその事実を知らないのです。かつて信じられてきたバイアスは棄て、新たな事実と向き合うことが必要です。
取り留めのない話になりましたが、ガラガラの投票場と、特段支持する理由のない候補者達を見て感じたことでした。
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